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フランスのノートルダム・ド・ピティエ修道院のシスターが製作した、十字架の石彫レリーフです。手作業で丁寧に製作されています。
※十字架の歴史※
インドの最も古い文字において4を表すのが十字架のマークです。4は古代より東西南北の方角や太陽に関連しており、その関連から十字架は太陽の象徴とされてきました。新石器時代にドナウ川に住んでいたシュメール人たちが、この十字架のマークを救いまたは保護のシンボルとして多用していた痕跡がみられます。古代においての十字架は人を守る象徴のような存在でした。
※キリスト教と十字架※
ピラト邸での不正裁判から、イエス・キリストが十字架の形をした刑具の上で処刑され、その後復活します。このことによって、十字架はイエス・キリストの受難の象徴であり、復活や死に対する勝利の象徴と考えられるようになります。以降、教会の装飾には必ず十字架が取り入れられたり、信者はお祈りの際に胸の前で十字を描くなど、十字架の存在は信仰生活の一部となっています。
~ベトレヘム修道会ノートルダム・ド・ピティエ修道院~
ラングドックのぶどう園の真ん中に位置するこの修道院はかつてカルトゥジオ会(シャルトリューズ)修道院でした。1978年にカルトゥジオ会から譲り受け、ベトレヘム修道会ノートルダム・ド・ピティエ修道院が誕生しました。修道女たちは祈りと修徳の実践のうちに、古い時代の芸術、工芸を学びながら、シンプルで美しい木彫製造を制作しています。
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素材:石(ドロマイト)
サイズ:横8.7cm 高さ10.5cm 奥行1.2cm
製造者:ベトレヘム修道会ノートルダム・ド・ピティエ修道院(フランス)
レビュー
(1939)
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