木製壁掛け板絵 聖アガタ/ノートルダム・ド・ヴェニエール修道院(フランス)
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べネディクト会に属するフランスの修道院、ノートルダム・ド・ヴェニエール修道院で、シスターが製作した板絵。裏面に取付用の金具があり、洗練されたデザインの絵画を壁などに飾ることができます。
シスターが祈りを込めて、製作した聖人たちの絵は、独特の魅力があり、見るものの心を落ち着かせてくれるでしょう。
~聖アガタ~(250年頃)記念日2/5
シチリアの貴族の家に生まれたアガタは、その教養深さと美しさもあり、島の知事であるクインチアノに結婚を申し込まれます。
しかしそれを拒絶したため、知事の怒りを買い、キリスト教徒であるということを理由に法廷に引き出されます。
ローマ皇帝によるキリスト教弾圧が激しく行われていた時代です。アガタは乳房を切断されるというとても残酷な刑を言い渡されます。
両方の乳房を切り取られたアガタは、出血多量と衰弱で虫の息になりますが、そこに聖ペトロが現れて彼女を慰め傷を治したと伝えられます。
最終的には獄中で殉教したアガタですが、苦しみの最中でも神への祈りを忘れませんでした。
「主イエス、私のすべてをささげます。どうぞ私をあなたのものにしてください(聖アガタの祈り)」
残酷な拷問の末、アガタは両方の乳房を切り落とされます。このことから、絵画などでは、皿の上に2つの乳房を乗せて運ぶ彼女の様子が描かれます。
近代ではこの様子が乳がん患者と関連付けられて、聖アガタを乳がん患者の守護者とみるようになりました
また、エトナ火山の大爆発の際、彼女の遺物によって町が救われたことから、火災予防の守護者としても有名です。
~フランス ノートルダム・ド・ヴェニエール修道院~
1963年にポワイエ近くのヴェニエールに創立された同修道院は、ヌルシアの聖ベネディクトによって創立されたベネディクト会修属に属しています。
現代的なデザインの聖人の板絵を制作しながら、聖ベネディクトの戒律に従って生活しています。
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製造国:フランス(ノートルダム・ド・ヴェニエール修道院)
素 材:MDF木材、金属
サイズ:横10.5cm 縦13.5cm 幅1.1cm
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